アジア古道具

2009/01/15

チャイと蛇口

         チャイという飲みものがインドにあります。

         早く言うとミルクテイー。 インドの有名な高級茶葉ダージリンを使った

         モノではなく、最安値の屑のような葉と牛乳、水、砂糖、カルダモン、

         ジンジャー、シナモンなどの香辛料を入れたミルクテイー。

         暑い時期のインドに行っても1日に5杯は飲んでしまう美味しさ。

         日本にその安い茶葉を持ち帰り、同じように作っても牛乳が違うせいか

         インドで飲む味とは違うものになる。

         夜行バスでの移動中、腰が痛くなり苦痛に耐えていると、チャイ屋

         の前でバスは止まり休憩時間。こんなときに飲む温かいチャイは

         五臓六腑に染み渡りインドの神々に感謝したくなる。

         店によって違うが普通は牛乳と水を6:4, 5:5ぐらいの割合で

         作るが、スペシャルでと注文すると値段は高いが(高いと言っても

         6円増し程)牛乳だけで作った濃厚なチャイを作ってくれる。

         大抵の路上チャイ屋では小さな子どもが働いていてチャイの出前配達

         とグラス洗いの仕事をしている。 出前では、針金で作られ1度に

         6個のグラスを運べる岡持ちのような物がある。これがなんとも

         格好良い。使われ続けて持ち手部分なんかは汚れていたり

         するんだけどもそこがなんとも良い。次回のインドでは必ず

         持ち帰りたい一品。

         さてこれもインドで見つけた真鍮製蛇口。

         丑年なので牛もの。           

         P1010633_640x480_2

  

      P1010641_640x480     P1010639_480x640     P1010637_480x640

      インドの骨董屋のオヤジの説明ではチャイ屋で使われていたというが

      定かではありません。 でもこの口からあの甘いミルクテイーが出てきて

      いたかもと想像するだけで楽しくなります。 

      前回仕入れた物は、丑年の水道屋さんが興奮しながら買っていかれました。   

      丑年の方いかがでしょうか?

 

      明日連坊小路のステステさんに行きデイスプレーしてきます。 

      棚マーケットは17,18日の2日間です。

      18日(日)は仕入れのため休業いたします。

           

     

            

                 

| コメント (0)

2008/12/09

P1010485_640x480 インドの寺院の鐘です。

時代はそんなに古いものではないのですが、初めて見る上部のコブラが気に入って

仕入れた物です。何故かオレンジ色のペンキが塗られています。

P1010486_480x640  コブラはヒンドウー教では神聖な生き物とされています。

特に、ヒンドウー教三最高神の一つ破壊の神シヴァは、首にコブラを

巻きつけた姿で必ず描かれています。こちらの鐘でも窪み部分に尾を巻きつけて

いるのが分かります。シヴァ派の寺院で吊り下げられていたのでしょう。。

なんと、インドではヒンドウー教徒が8.3億人もいるそうです。

             P1010487_480x640 ペンキの剥がれもいい具合になっています。

 こちらの商品はタイで作ってもらった吊り下げ用の置き台付です。

 サイズ  高さ13cm 底部分径11cm 

| コメント (1)

2008/11/19

テーブル脚

               P1010386_640x480

         タイ第2の都市北部チェンマイで見つけたテーブルの脚です。
         獅子の顔と5本の爪、その爪が玉を掴んだ彫り物が丁寧に施され
         作った職人の技術の高さが伺われます。
         長い間、雨風にさらされていたため新しいモノには無い味が出て
         います。
         バンコクにあるジムトンプソンのハウスミュージアムにも
         同じデザインの脚が付いたテーブルがありました。
         さすがに向こうは立派なモノでしたが、私はこの脚の枯れ枯れに
         惹かれます。
         本来は4本あったのですが、バラで販売しているため1本売れ
         残り3本です。

         問合せ先 022-215-5378(紫山)
                明日は定休日となっています。

         *本日、北欧の家具、雑貨のお店HYGGEさんが、日曜日のイベントで
         販売する追加の品物を持って来てくださいました。
         いろいろな種類のモノがあったので楽しみにしていてください。

         店に茶々木さんのコーヒーを10袋置いていたのですが、
         人気があって本日完売。新たに10袋持ってきてもらいました。
         今回だけのお値段(380円)ですので是非どうぞ!!

         23日の天気予報に小さな傘マークが付いてました。
         照る坊への祈りが足りないのかな???


     
         

        
           

         

| コメント (2)

2008/10/13

お茶入れ

             P1010087_480x640

           中国53部族の一つ侗族(トン)の木製お茶入れです。
           
           侗族は貴州省、広西チワン族自治区、湖南省に人口250万人が
           山間部や平野部に居住している部族です。

           日本にも古くから中国で作られた錫製のお茶入れが
           渡ってきていますが、こちらは自分たちが使うために
           作られた物です。
           形が良く、歪んでしまった鉄製の持ち手とのバランスも
           いいと思います。
           
           手で触れた蓋部分の艶が使われてきた年月を感じさせます。
 

                   
          
           
           

| コメント (0)

2008/10/06

鰐型天秤量り

               
                 P1010083_640x480_640x480
         
        ミャンマーの古い骨董屋さんで購入した、何故か鰐の形をした天秤量り
        です。 背中から尾の部分にかけ目盛りの切り込みがあります。
        アジアの道具には、動物をモチーフにしたモノが多く
        ユーモアがあって思わず微笑んでしまいます。 
      
                P1010085_640x480

          長さ73cm

        下に敷いている布は、中国の侗族(トン)の絹製織物(古布)

        *お知らせ   
          
秋の手作り市のフライヤーが届きました。数が少ないので
           お早めに。。。
                

| コメント (0)

2008/09/22

カンタの小物入れ

P1010014_640x480
インド北部、バングラデシュなどのベンガル地方で作られえた綿製の刺し子の小物入れです。
そんなに古いものではなく、20世紀のモノだと思います。
カンタとは、使い古されて、薄くなってしまったサリーやドーテイー(男性の腰巻)などを
何枚も重ねて、そこに端糸を使い1針1針何度も刺して出来たもの。
大きい物では敷物や壁飾りなどもあります。

P1010016_640x480
今で言うところのリメークでしょうか。
布だけではなく糸も古いものを使っていることに驚かされます。

P1010015_640x480
この袋には、人が何人も並んでいる図柄が刺繍されていますが、他にも
動物や虫、草花、家などの図柄もよく使われているようです。
いつの頃からか、カンタが欧州で美術的価値があるものと言われ始め
ました。最貧国の国でもあるバングラデシュの女性たちの素晴らしい手仕事が
認められたことは嬉しい限りです。
モノが豊富にある日本にいると、モノを大切に最後まで使い切る心を忘れてしまいます。
そういえば、子供の頃は、小さくなった2つの鉛筆をテープで留めて大事に使ったのを思い出します。

彼らは既製品の布ではなく、自分たちが使う分を自分たちの手で
苦労して作った布だからこそ大事に使うという気持ちが生まれるのでしょう。。。
見習いたいものです。

| コメント (0)

2008/09/17

木彫り仏像

P10009421
前回の仕入れで行ったラオス中部の古都であり、街が世界遺産にもなっているルアンプラバンで見つけた
仏像。
痛みが激しくお顔の表情も分からず、耳も欠損し、腕もありません。

P10009411

でも、じっと見つめていると優しく微笑んだお顔が見えるような気がします。
運慶が作った仏像も良いですが、この自然に生まれた儚さが好きです。

| コメント (0)

2008/07/06

熊?

P1000312

これをタイ北部チェンマイの骨董屋で見つけたとき、
思わず笑って、即買いしてしまいました。
熊なのか分かりませんが、みんな笑顔でこっちを見ています。

これは噛みタバコで使う石灰を入れていた銀製の入れ物で、
ミャンマーやタイ北部などに住む少数民族カレン族が使っていたもの。
普通よく目にする果物の形とは違い、こちらは愛嬌たっぷり。
職人さんのユーモアのセンスに脱帽です。

P1000321

どんな人がこれを使っていたのか想像すると
楽しくなります。

高さ4.5cm、横6cm、重さ44g

| コメント (1)

2008/07/04

木彫り人形

P1000255_2
インドの子供が遊んだ木彫りの人形です。
さすがインドの人形、サリーの様なものを着ています。
頭部の一部、左腕、右腕が欠損していたり、彩色が剥がれていたりと痛々しいですが、
子供と一生懸命遊んだ証拠でしょう。。

P1000258
円空の仏像も子供が遊んでいたといいます。
子供の親が作ったのか、名も無い職人が作ったのか
分かりませんが、掘りの深い顔を見ていると安心感を与えます。
高さ約15cmと小さいですが、子供が大事そうに
抱えていたのを想像でき、微笑んでしまいます。

明日は店を休ませて頂きます。

| コメント (0)