菩提樹の実
ネパールで買い付けた木の実です。
これは菩提樹の実ですが、正式にはジュズボダイジュ(数珠菩提樹)の実。インド名ルドラクシャ。
ホルトノキ科ホルトノキ属で日本の寺院などにある木はシナノキ科シナノキ属で全く別物です。
インドネシア、インド、ネパールになどの地域に分布しているようです。
しかも、お釈迦様が菩提樹の木の下で修行を行い悟りを開いた事は有名な話ですが、
その木は和名インドボ ダイジュで、こちらはクワ科イチジク(フィクス)属で上の2つとまた違う物です。
インドボダイジュは日本の屋外では越冬が難しいため、
シナノキ科の菩提樹が寺院に植えられているようです。
ルドラクシャは、サンスクリット語で『ルドラ(シヴァ)の目』という意味を持ちます。
日本では、金剛珠、金剛子と呼ばれています。ルドラクシャはシヴァ神自身であり、
シヴァ(ルドラ)が大切にしているものだそうです。
古い伝説では、とても神聖な物で縁起が良いとされ、触れただけで罪が洗われ、
それを見ただけでもご利益があるといいます。
また、不幸の兆しがある人からは、その兆しが取り除かれるともいいます。
シヴァ神はルドラクシャを身につけた姿で描かれており、
シヴァ神を信仰するヨーガ行者やシヴァ派のヒンドゥー教徒が好んで身につけている姿を見ます。
上の物は修行者が実際に長い間身に付け、仏教徒の数珠と同じ108個の珠を祈りの言葉と一緒に
一つずつ指で回転させ何年も掛かって指の腹で擦れ表面が磨耗したものです。
現地でも古いものは貴重でかなりの高値で取引されています。中には、機械で表面にヤスリがけをし
少し見ただけでは分からないように加工して高値で売りつける商売人もいるので
気をつけなくてはいけません。
もともと、このように皮がついてあり、それを剥くと表面が現れます。
奇形の2つが繋がったもの(珍しいので高値で取引されます)
普通この実のように溝が5本入っています。
溝が1本入っている物から25本の物まであると言われています。
1本の物は特に珍しいらしく、値段も1つ日本円で数十万円すると聞きました。
私も奇形物をコレクションしていますが、2本から15本の物まで1本のものは見たこともありません。
あまり日本でコレクションされていたり、名前を知っている人は少ないのですが、
アクセサリーの素材としては、組み合わせたときに存在感があり、他の鉄やガラス、貝、珊瑚、チベタンターコイズなどの天然の素材とも相性が良いのでよく使う素材の一つです。
ルドラクシャを使った作品です。
素材
*ルドラクシャ43個
*ルドラの間に小粒の木の実
*大きな古い蛇骨(ネパールのシャーマンが所有していた物)
*黄色の琥珀
*チベタンターコイズ
*センザンコウの爪3本
*ヒマラヤ水晶
*赤珊瑚
*古いビルマのコイン
*鍵
*貝
*チベット仏教徒の数珠についていたカウンター
*古いインドの真鍮製チェーン
*ビルマ真鍮製大きな鈴
*チン族の古いカーネリアン
修行者が身につけているものはルドラクシャだけですが、
このように色々と素材を組み合わせることで迫力あるネックレスが出来上がりました。
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